S.M.S.L M300MKII(DAC) ・SA300(AMP) レビュー 2022/3追記あり

FX-AUDIO_のD302J+ ハイレゾ対応 フルデジタルアンプで満足していたmotoですが、悪い虫がもぞもぞ湧いて上の機器の欲望に負けてしまい、ポチってしまいました。音質的には評判のいいS.M.S.Lを選定しました。サポート対応が悪いのが心配ですが、Amazonなら1か月は返品できるので安心です。

正面から見て真四角のデザインがとても気に入ってます。オーディオ機器!ってすぐわかる外見はPCオーディオには不要かなと思います。色も黒だと没個性なので青にしてみました。
セットで並べると寸法もデザインも共通化するので、とってもクールです。
下位機種にM100もアンプとのセットがあってよかったのですが、あまり下位機種ばっかりなのも残念なので、今回はちょっと奮発してみました。

青い導電マットに映えます(笑)
左モニターの下に並んで置いてあります。

選定理由

M300 MK2

  • デザインがクール
  • 一昔前、最高と言われていた旭化成DAC IC「AK4497EQ」搭載
    (AK4499が欲しかったのですが・・)
  • 小型・安め
  • 音質には定評があった
  • 電源のノイズ対策がキッチリしてる
  • DSD512対応(DSDもネイティブに聞いてみたかった)
  • リモコン付き
  • Bluetooth搭載
  • バランス入力(今は使ってませんが・・・)
  • DSD512対応(DSDもネイティブに聞いてみたかった)

AK4499搭載機器が欲しかったのですが、火災で生産が滞っているようです・・

SA300

M300 MK2と同一デザイン・サイズ 以上!

開封の儀

中華らしくない綺麗な梱包です。

梱包材もしっかりしています。

内容物
本体・USBケーブル・光ケーブル・同軸ケーブル・リモコン・ACアダプター・取説
光ケーブルはジャックタイプで同軸本体コネクターを共用しています。

電源を入れてみました。表示はグラフィカルですがセンスを感じません・・・
カラーとかも変更できるようです。本体でもある程度の操作ができるようにスイッチが付いています。

USBコネクターがマイクロUSBなのはマイナス点・バランス出力が大きいので他が追いやられた感じになっています。小さいんでしょうがないです。

リモコンの乾電池は付属していません。単4を2本使用します。

アンプのSA300は割愛・・・

購入して今一つだったところ

光・同軸で1bitDSD・32bit PCMが再生できなかった・・・
仕様をよく読まないで購入したのがいけないのですが、DSD再生はUSB入力のみだったのが痛いです。
ヘッドホンアンプが無いこと・・・D302J+を専用ヘッドホンアンプにしているので大きな問題ではありません。
ACアダプターが○PSE表記??ACアダプター◇PSE表記だと思いますが・・・
(見なかったことにしよう)
当家はPC連動で主電源が落ちるので、まー火事にはならないでしょう・・・

ドライバーインストール

X-MOSのドライバーをインストールしないと真価を発揮できないのですが、本家よりダウンロードする仕様になっています。URLはここ 現在の型番は SMSLUSBAudioDriverV512.rar
RARで圧縮するのは一般人を舐めてます!Windows10標準じゃ解凍できませんからね・・・

2022/3/10追記
確認したら、ドライバーがSMSLUSBAudioDriverV5.30.exeになっていました。

以下に解凍して、インストール手順をキャプチャーしておきました。
なぜか私の環境では最初にインストールした時にうまく動作しませんでしたが、何回かインストールしたらOKになりました。USBケーブルを最初繋いでいなかったからかもしれません。

このパネルが表記されれば大丈夫です。コントロールはUSB側にしないと操作が効かない・・・
USBに切り替えるとAmazonMusicHDでは、手動で入力を切り替えないといけないのが煩わしいです・・

基本スペック

M300 MK2 製品仕様

  • 入力端子:USB/光ファイバ/同軸/Bluetooth
  • 出力レベル:RCA: 2.1Vrms XLR: 4.2Vrms
  • THD+N: 0.00015%(-116dB)
  • ダイナミックレンジ: RCA:120dB XLR:123dB
  • SNR: 116dB
  • Bluetooth ver: BT5.0(Apt-X,SBCに対応)
  • USB伝送方式: 非同期伝送
  • 対応OS(USB接続):Window 7/8/8.1/10/Mac OSX10.6以降/Linux/Android(otg)/ios(Apple Lightning-USB camera kit)
  • ビット:USB: 16bit/24bit/32bit/1bit:光ファイバ/同軸: 16bit/24bit
  • サンプリングレット:USB: PCM 44.1~768kHz DSD64、DSD128、DSD256、DSD512、
  • 光ファイバ/同軸: 32~192kHz
  • 消費電力:3W
  • スタンバイ電力:<0.1W
  • サイズ: 高さ70mm×幅70mm×奥行き188mm

SA300 製品仕様

出力: 80W+80W(4Ω)、40W+40W(8Ω)
THD+N: 0.008% S/N比: 90dB
チャネルセパレーション: 88dB
デジタルアンプIC: MA12070
最大USBサンプリングレット: 32bit / 384kHz
apt-x対応:可能
Bluetooth ver: BT5.0
EQ量:8
高音調節範囲:±10dB
低音調節範囲:±10dB
対応OS(USB接続):Window 10/Mac OSX10.6以降/Linux/Android(otg)/ios(Apple Lightning-USB camera kit)など
入力端子:ステレオRCA端子(金メッキ仕様)、Micro USB端子、Bluetooth
出力端子:2chステレオスピーカー出力 (バナナプラグ対応金メッキ端子)、超低音信号出力端子
消費電力: 35W(通常の音量の場合)
スタンバイ電力:<0.5W
サイズ: 高さ70mm×幅70mm×奥行き188mm

視聴

まずはBOSE 501zに接続して聴いてみます。
音の鮮明さが格段と上がった感じです。DACとAMPの交換でこんなに変わるとは思いませんでした。
低音側も雑味が取れた感じで、クリアーに聞こえます。
D302J+とは値段が4倍も違うので比べたら可哀そうですが、音楽を聴くのがより楽しくなりました。
Amazon HDにしてよかったなーと思います。
TuneBrowserのほうが音は良いですが、たくさんの音楽をそこそこの音質で聴けるメリットは大きいです!

スーパーウハーのKEF KC-62も同時に購入していましたので、501zのサテライトスピーカーをメインにつないでみました。LPF100Hz・HPF120Hzでのセッティングです。

11Hzから±3dBで再生できる能力はぶっ飛んでます。バスドラのインパクトの瞬間を感じられるような、低音が飛んできます。大口径ウハーではボーンと鳴るのが、ボと鳴り軽快なドラムの風圧を感じ実際の音にすごく近づいた気がします。パイプオルガンは16Hzの再低音が全身を震わせて、あたかもホールにいる臨場感を醸し出します。

今回は結構な出費になりましたが、とても満足しています。

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当ブログも500記事を超えたので過去記事のまとめを作成します。今回はDAC関係になります。DAC(Digital to Analog Converter)は、CDなどに入っているデジタル信号をアナログ信号に変換する機器で、デジタル音源をアナログに変換して音楽などを聴くために使用する機器です。

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