出窓にスピーカーを置いているため定在波などの影響が大きく、メラミンスポンジで対応していたのですが嫁さんから不評なため少しマシなボードを取り付けることにしました。
オーディオルーム 関連記事 まとめに今までの記事は収納しています。
ボードの選定
まず条件をピックアップします。
1.高価じゃないこと
2.後から同一の物が追加で買えること(国産主体で検討)
3.見た目の違和感が少ないこと(黒は暗くなるので明るめの色)
4.厚みは1-3cm迄
5.ウレタン系だと変色・加水分解が激しいのでそれ以外
6.吸音特性が素直なこと
7.簡単に切断できること
ということで防音ファストラボのスクエア型が一番希望に近いので選定しました。

圧縮率も高めで、吸音特性もそこそこ・色も多色あり、希望にドンピシャでした。
これなら沢山貼っても違和感は少ないかなと思います。
設置
コンクリートに壁紙を貼ったところもあるので、ピンだと厳しいため細い粘着シートで仮止めして効果を確認しました。
梱包状態
さすが日本製でサイズもぴったり合っています。
見た目よりも重量感もあって良い感じ。

細いテープで仮止め

このテープは中々使い勝手が良いので、よく使っています。

出窓の天面とサイドに仮で貼付け
隙間は効果を見ながら切って敷き詰めます。

仮設置完了
なかなか良い感じに設置できました。これなら違和感はほとんどありません。
三角ギザギザの吸音スポンジは普通の人には嫌がられますから・・・

視聴
壁面での反射が抑えられるため音量が下がり、倍音が減ってすっきりした感じです。
響きも減ってまずまずですが低域はまだ気になります。
zoom H5studio 到着 開封 空気録音の空気録音がこの状態になります。
吸音材を本貼り
仮止めだと上に貼ったのが落下したので本貼りをします。
後でも剥がす可能性もあるし・・・テープを選定しました。
布のベースが入っているダクトテープになります。
裏のテープが剥がしにくいのが難点ですが強力に貼れました。とりあえず3日ほどは問題なしです。


メラミンスポンジを角に追加
角に低域の定在波が溜まっている気がします。
嫁さんに嫌がられそうですが、メラミンスポンジを角に貼り付けてみます。
少し改善しましたがまだ気になります・・・
後面の壁や天井に対策すれば変わると思いますが、しばらく視聴して確認していきたいと思います。

まとめ
出窓の吸音対策を行いました。
まだまだ調整中ですが、反射がある程度消えてエコーが減っているのを感じます。
モニター的な感じに近くなった気がしますね。
見た目がオーディオ的じゃなくすっきりするので、嫁さんにも好評でした。
(メラミンスポンジは別・・・)ここもうまくカバーと拡散を検討すればもっと良くなりそうです。
窓ガラスの防振対策と光の透過性を両立するのがなかなか困難なので、今検討中です。
ポリカのプラダン+透明塩ビシートかなと思っていますが、いい案があれば教えてください。
又、カーテンも良いのがあれば教えて下さい。
まずはしばらく聴いてみたいと思います。
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参考資料:防音ファストラボ® 吸音パネル スクエア型






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