昔購入しておいた藤原産業さんのDS-70Vを家の電気ドリルに取付けて使います。こちらはなかなかの優れもので、首径43mmの電動ドリルなら取り付けができます。精度も1-2度くらいのずれですので許容範囲内です。台座や取付部分がダイキャストで長持ちしそうです。
仕様
藤原産業(SK-11)さんの垂直ドリルガイドです。
用途 | 鉄・木・コンクリートの穴あけ。 |
---|---|
機能・特徴 | スプリング効果で作業がスムーズにできます。 位置決めが簡単に行えます。 正確に中心に穴があけれます。 30・45・60度の角度ある穴が正確に開けることができます。 首径43ミリの電気ドリルが使用できます。 |
仕様 | ●ドリルクランプ径:43mm。 ●全高(組立時):280mm。 ●ベースサイズ:145×145×12mm。 ●重量:1100g。 ●最大ストローク:100mm。 |
組立
材料はドリル取付金具・ポール2本・ネジ3本・スプリング2本・取っ手・位置決め金具・材料抑え・6角レンチで非常にシンプルです。
最初にドリルを付属の6角レンチで仮止めします。
一気に組み立てました。ばねは少し強すぎで疲れるので、ドリル留め金具のほうを取っちゃいます。
大きなガタはないので、取ってもあまり精度には影響しないと思います。
取り付けたドリルはマキタのDP4010 2スピード チャック13mmまで対応のドリルです。
いろいろ使えるように強力なのを買ったのですが、あまり要らなかった・・・
長年使っているのでちょっとくたびれ気味です・・
動きが渋かったので、スーパールブで可動部分をグリースアップしたら、スムーズに動くようになりました。
垂直を確認するために差金で直角を確認します。ドリルを保持しているビスを緩めて角度を合わせます。
今回は特に角度を合わせなくてもほぼ垂直でした。
使い方
垂直穴開け
このままで、押し下げると垂直穴あけになります。
角度定規で90度を確認してから作業を行います。
斜め穴あけ
支柱を出してベース板の角との角度で穴あけを行います。出す角度は定規などで出すのをお勧めします。又、支柱がずれないように強く締めこむことが必要です。
ルーターっぽく使う
回転スピードが遅いので綺麗には削りにくいですが、穴の拡張などに使えます。が本来の使い方ではないので自己責任でお願いします。
このように飛び出させて、上の止ネジをロックすれば、側面も削れます。
感想
垂直が出て大きな材料でも対応できるので便利です。底部や取付金具部分は金属ダイキャストですので耐久性もあり長く使えそうです。とりあえずボール盤を持っていなくて電気ドリルはある人には、買って損はないと思います。
コメント