今回は、XT25GB60の高域の雑味が多少気になるので、マウントを外して視聴していきます。振動吸収用にはメラミンスポンジ(激落ちくん)に切り込みを入れて固定します。
Peerless ツイーター マウント外し
このツイーターはプラスチックのマウントが付いていますので、これが鳴って雑味につながっているのではないかと仮説を立て外していきます。
XT25GB60 ネジ外し
このプラスチックのマウントを観察すると、本体との隙間を埋めるために3本のネジと、シリコン系だと思われるシーリング材にて固定されていました。
ビスは鍋タイプの頭に6角のタイプです。JISの6角レンチはほぼあるのでですが、微妙にサイズが異なり、ISOタイプだと思われます。2.0mmのタイプだと回ってしまうし、2.5mmだと入りません・・・。
しょうがないので45度寝かして2.0mmタイプで無理やり外しました。このビスはM3でピッチはJISと同一でしたので、今後組み込むときに交換します。
XT25GB60 シーリング部外し
黒いシリコンゴム系のシーリングで柔らかいです。
OLFAの細工カッターで切り込みを少しずつ入れていきます。
この細工カッターは先端がとがっていて、細かい細工には最適です。
ある程度切れ目が入ったら、ミネシマのへらでおこしていきます。
これは3本セットで購入してあまり使いませんでしたが、今回は絶大の威力を発揮しました。下が丸く傷が入りにくく、先端は薄いのにめげたりしません。
何かばらすときには、とっても便利です。
マウントを取り外せました。今回は1台5分程度でばらせました。
シリコンシーリングはカッターでこまめに剥がしていきます。
2KHzカットオフでの視聴
雑味が減って、音がよりクリアーに聞こえます。
やはり、プラスチックのマウントの振動が雑味を追加していたんだと思います。
もう少しカットオフを下に伸ばしての視聴も行っていきます。
1.8kHzカットオフでの視聴
今回は、男性ボーカルの舌音が多少気になりましたので、1.8kHzでのカットオフも試してみました。こちらの方が自然に感じますので、しばらくこの設定をベースにしてソフトチャンネルでバーダーを詰めていきます。
OM-OF101を密閉にしているため、低域が落ち70Hzを3dB持ち上げています。
お願い
このブログの購入リンクは、アフィリエイトリンクになっているリンクがあります。
購入して自分で試したもので構成されておりますので、記事が気に入っていただけたらリンクを押して購入(記事の商品でなくても)していただけると、とても嬉しいです。
売り上げはブログの充実に当てていますので宜しくお願いします。
まとめ
XT25GB60のマウントを外して視聴してみました。
思った以上に振動で雑味が加わるのがわかり、よりクリアーになったと思います。
課題としては、フロント部のホーン形状をブビンガで削り出したいと思っていますが、止めネジの横からの音漏れの防止をどうするかと、どのような形状にするといいかを検討していきます。又、ブビンガは20年以上乾燥させたものですので、ルーターでも削り出しがすごく大変だと思っています。
そこそこ満足していますので、格好悪いですがこのままの可能性も・・・・
後、もう少し詰めたらツィーター保護用のコンデンサーも外していきたいと思います。
設定間違うと飛ばす可能性が高いので、慎重にしていきます。
コメント