音楽再生用miniPC 電源出力のコンデンサーを変更

前回記事「音楽再生用miniPC 電源に3300uFと0.47uF追加」で、電源出力にコンデンサーを追加したのですが、しばらく視聴していると高域での歪感が気になり始めました。そこで色々試してみたところコンデンサー交換で音質の改善が見られました。USB接続でアイソレーターも入れているのに改善するのは謎ですが、聴覚上でも分かるほどです。

使用材料

コンデンサー
工具箱に入っていたSANTAN 0.47uF/250Vと22uF/250V・「導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー ハイブリッド 220μF25V125℃ PZF」を組み合わせてみました。

工具などについては、前回記事「音楽再生用miniPC 電源に3300uFと0.47uF追加」を参照してください。

出力コンデンサーについて

TECS12Vの出力につなげられるコンデンサーは以下の通り、4700uFまでになります。

TECSシリーズは基本的に出力側外付けコンデンサは不要ですが、出力コンデンサを接続することでリップル電圧の低減や出力電圧変動を改善することができます。

TECS取説から
TECS取説から

コンデンサーを交換して視聴

出力コンデンサー無し

特に音質的には問題なし、ただ起動がたまにミスる・・・

ノーマル電解3,300uFとフィルム0.47uF

出力コンデンサー無しに比べて、やや音質的には改善
ある程度視聴したら、高域での歪が気になるようになった。

3,300uFコンデンサー追加

フィルム0.47uF・フィルム22uF

高域の歪は無くなったが、起動失敗の可能性は残るので今回はテストのみ。

ハイブリッドコン220uF・フィルム0.47uF

OSコンのパーツケースに一緒に入れていたので勘違いしましたが、ルビコンの「導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー ハイブリッド 220μF25V125℃ PZF」でした。金森さんご指摘ありがとうございます。

フィルム0.47uF・フィルム22uFと同等程度の音でまずまず、しばらくこの構成で視聴してみます。

220uFのOSコンに変更

まとめ

3300uFの一般用電解コンデンサーと0.47uFのフイルムコンデンサーだけだと、音がいまいちでしたので、「導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー ハイブリッド 220μF25V125℃ PZF」に変更したら、すっきりとしました。
エージングの時間がかかりそうなので、しばらく視聴します。

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