USB2.0 アイソレータ 電源クリーナー試作

アナログデバイスのUSB2.0(480Mbps)ネイティブ対応した、ADuM4166を使用したアイソレータキットが動き始めたので、USB電源用ノイズクリーナーを作成してみました。コモンモード用のコイルを巻いて、OSコンを抱かせてみました。

購入機器

こちらが前回購入したUSBアイソレータです。

増設したUSB3.0ボード

試作

おまけでもらったUSB-A・USB-Bのケーブルを切断して作ります。
フェライトコア2個でコモンモードノイズ用に巻いて、入出力に560uFと220uFのOSコンをつないでみました。

100kHzでのリアクタンス
良く揃いました。386uHです。

1kHzと100kHzのキャパシタンス
問題なしです。

LCRテスター DE-5000
100Hz-100kHzの周波数特性など、多彩に使えるテスターです。
LCは周波数で変化する場合が多いので、大体の特性を把握できます。
又、4線式で計測し、ケーブルのLCRを無視できるので、高精度で測定可能です。

DER Ee
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2mのUSBケーブルを1mに短縮
赤・黒がVBUS・5VとGNDになります。白緑は信号線
赤黒に挿入します。

とりあえずバラックで配線

まずはこの状態で配線を確認

問題なしだったので、コンデンサーを付けます。

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視聴・まとめ

動作確認ができたので、Topping DM7に接続して視聴です。

音質が向上した感じはないですが、USB電源からの高周波ノイズは大幅に減っているはずです。

アイソレーターの電源ケーブルとして試作してみました。電源の急激な変化に追従しやすくなっているのでエラーは減ると思います。しばらく視聴して問題なさそうだったら、全体を銅テープでシールドした正式版を作成したいと思います。

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