古い鉄中華鍋(フライパン)を 油慣らし その1 失敗

20年ほど使っている古い中華鍋が油でべトトとな割には、くっつくので捨てちゃおうかと思っていたのですが、フライパン 油慣らし で調べていたら気になる記事があり、ひまわり油や亜麻仁油などの酸化しやすい油でコーティングすると固まって、ある程度洗剤でも洗えるということが書いてあり試してみます。3日程かかるみたいです。

似たような中華鍋

最近は軽量で油慣らしも完了している物もあります

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油の酸化のしやすさとは

油の酸化のしやすさは、ヨウ素価といわれる数値で表します。
ここでは詳細は省きますが、ヨウ素価が高いと加熱などにより酸素と結合して変質し硬化するようです。

詳細がのっているリンク:ヨウ素価の解説と植物油脂のヨウ素価一覧 化粧品成分オンラインより参照

油の種類

ヨウ素価は100以下を不乾性油・100-130を半乾性油・130以上を乾性油というらしいです。

ヨウ素価100以下100-130130以上
分類不乾性油半乾性油乾性油
主な不飽和脂肪酸オレイン酸オレイン酸
リノール酸
リノール酸
リノレン酸

中華鍋洗浄

まずは中華鍋をスチールたわしとコンパウンド(クレンザー)でこすりまくります。(写真が無かったので2回目の写真を使っているので見た目は綺麗)

コンパウンドを洗剤でよく洗って落とします。

黒錆付け

高温炒めモードで焼きます。(温度センサーがないコンロだと強火でOK)

家のコンロは温度センサーが付いているのである程度しか焼けません。
それでSOTOのガスバーナー(フィールドチェッカー)で、黒錆を促進すべく、ガンガンあぶります。
カセットコンロでもできますが、ボンベが高温になりすぎないよう注意してください。

SOTOのフィールドチェッカーは、キャンプでの火起こしや魚や肉の炙りなどに使っています。
使い勝手も良くお勧めです。火を使う物ですので安心できるメーカーを選んでいます。
火力は下がりますが、市販されているガスボンベでも動作します。

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特に上部やリベット部を焼き込んでいきます。

油慣らし

油慣らしでは乾性油をつかえば硬化するみたいなので、ヒマワリ油やグレープシードオイル・亜麻仁油が適しているそうです。

使用油

近所のスーパーにあったひまわり油を使いました。
よく読まないで購入したのがいけないのですが、酸化しにくい加工がしてあったようです・・・

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ある程度冷めたら軽く水で洗浄します。
火にかけて水分を飛ばしてから小さじ1杯くらいの油を投入。
余り温度が上がると変質しちゃうので200℃に合わせて油を1-2分加熱後、キッチンペーパーで薄ーく全体に塗り込んでいきます。

端も裏も丁寧に塗り込みます。

硬化

これで1回目の油慣らしを完了しました。
1日おけば手に付かなくなると思いますので、2回目の作業に移ります。

硬化せず・・・

1日たっても硬化しなかったので、3日ほど放置しましたが、硬化しません。べたべたしています・・・
酸化に強いと記載してあったので、硬化しにい加工がされているようです・・・・

3日経っても硬化しなかったため次回はアマニ油で再挑戦です。

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