Panasonic 食器洗い乾燥機が扉エラーのピピッ ピピッと鳴ることが頻発するようになり、食器洗浄中も止まってしまうこともあり修理出すかなーと思っていました。しかし!1年保証が切れていたことが分かり自分で修理を試します。扉センサーの調整だけでいけるかも!と思い、ドライバーで扉を外し位置を調整したらビンゴ! 治っちゃいました。ついでにお掃除もしちゃいました。
食洗器を導入してから1年ちょっと経ちますが、とっても楽!もっと早く買えばよかったなと思っています。しかし、大きく設置場所を選ぶので綿密に準備をしないと失敗します。以下に色々検討時の記事を書いていますので、参考にしてください。
後継機が出ていて、NP-TZ500になります。
洗剤の自動投入が便利です。
症状
扉を閉めてた時にピピッ ピピッと鳴り続ける。開け閉めを数回すると治るときがある。
食器洗浄中にも出てピピッ ピピッと鳴り続け、数回ドアの開け閉めをすれば治り食洗も再継続する。
食洗器が途中で止まり、かつ鳴り続けるのでうざいと思い調整してみることにしました。
先人が古い機種の修理をしているブログがあったのですが、まずは調整で行けるかの確認をします。
センサーについて
この機種は、多分扉を閉めた時のセンサーとロックがされているかのセンサーの2種類があって、左右の扉に付いているようです。
動作からの予想ですが、どこかのセンサーがONになると扉が閉まったと判定し、残り4つのセンサーの内、1つでもOFFだと扉エラーになると思われます。
上側の爪のセンサーは本体側の左右に、下側のポッチもマイクロスイッチのセンサーです。
まー片側だけ閉まって隙間が空いて食洗器が動くと、悲惨ですからこの構造は理解できます。
扉の取り外し
今回は移動などをしないのが前提なので、水回りなどの排水もせず電源だけを切って作業します。
中のかごは外さなくても出来ますが、掃除もするためカゴを外します。
注意事項
ビスはステンレスですが、磁石で付くタイプですので磁石付きのドライバーを使用してください。
下扉のビスは固めなのでネジを舐める可能性があり、ドライバーは良いやつを使ってください。
私は以下のドライバーを使っています。
焼き入れしてあるので強い。先端の精度も高い!硬いネジ外しも簡単!
いざという時にも強い味方になります。
ビスはプラスチックで止めていますので、ネジがずれてねじ込んだり強く締めすぎると割れて修復が困難です。
まっすぐに入れる・強く締めすぎないことが大事です。斜めになりやすいので注意してください。
カゴを外す
カゴは簡単に外れるので、外して邪魔にならない場所に置いておきます。
上側の扉の取り外し
扉は、上側の扉とセンサーなどが付いている下側の扉があります。
左右同じ位置にタッピングビスがありますので外します。
金具上部の爪でビスを外しても扉が落下しないようになっています。扉は前斜め上方向に引っ張れば外れます。
外したついでに端のほうや下側に汚れたところは清掃します。
下側の扉の取り外し
上側の扉と同じようにビスを2本外します。こちらは扉内にセンサーがあるので、本体とケーブルでつながっています。金具から外すには、軽く締めた状態で斜め上に引っ張ると外れます。
(調整だけなら外さなくても可能ですが、掃除もしたかったので外しました)
こちらも裏側などを清掃しておきます。
扉位置の調整
扉のずれとスイッチの押下がうまくできないと思われたので、下側の扉の位置を下側に下げるようにしました。(はめ込み部分があるので1mm程度しか移動できません)
扉のビスを取り付けて確認に移ります。
電源を入れて下扉を開閉し異常が出ないことを確認します。
異常だとブザーが鳴るのですぐわかります。何回か行ってブザーが鳴らない位置になったら完了です。
上扉の調整
上扉を普通に取り付けたら、頻度は減りましたがブザーが鳴る場合がでました。
多分、上扉に付いているパッキンが干渉するためだと思われます。
上扉はなるべく上側になるように調整します。こちらもはめ込み部分があるので1mm程度です。
扉も締めた状態で以下のようになるべく前後・上下の隙間が同じになるようにします。
この状態を確認したら扉を開け閉めして、エラーが出ないことを確認します。
これで完了です。
まとめ
修理するかと思っていたのですが、調整で対応できました。
4本のビスの調整のみでできるので、試す価値はあります。
とりあえず、1週間経過しましたが問題なく動作しているようです。
コメント
とても素晴らしい記事です!
有益な情報をありがとうございます。
コメントありがとうございます。お役に立てて良かったです。