LED懐中電灯 修理 LED交換

前回、修理したLED懐中電灯ですが、ある程度周りを照らせる&輝度向上のためLEDチップとレンズを交換します。充電器仕様に変更も考えたのですが、大きさがうまく合わないため今回は中止です。

今から新しく買うのなら以下などが安くて多機能で、充電池も使えるので良いかと思います。

分解・LED交換

ほとんどの所がねじ込み式になっていたので、分解は楽でした。

電池部

規格品の放熱ができるアルミ基板を使っています。これなら交換は容易です。

20mmのアルミ基板にLEDが付いています。

LED部を外したところ
LED部の下側には定電流回路の基板が付いていました。

LED部

今回は秋月電子さんでCREE XPGWHTを購入・5WタイプですがVFが低めなので問題なく動きそうです。アルミ基板なので放熱されすぎてハンダ付けが面倒でした。
後、アース側がボディに落ちるようにワッシャーがありましたので、これも移植しました。

まずは仮取付して点灯確認です。
うまく回らなかったのでハサミで回しています。

LEDが低いので反射板に届いていません・・・

この状態で輝度測定 3640Lxで800Lxほど向上しています。まずまずです。

今回の測定
旧レンズでの測定

直進性が高かったので、同じく購入したレンズを取り付けてみます。

レンズの位置が決まっていたのに気が付かず、適当にハンダ付けしてしまいました・・・
レンズの裾にぶつかって浮いちゃいます。この四角い穴にぴったり合うはずだったのですが・・・
面倒なのでリーマで丸穴にして取り付けます。

両面テープが心もとないので、放熱もできる接着剤を使って止めてしまいます。

当初の反射板も削って、大穴にして、レンズを貫通させました。

レンズ付きで測定

拡散タイプのレンズですので、広く広がって近くを確認するのはなかなか良い感じです。
一気に860Lxまで低下しましたが、綺麗に広がっています。

このテスターは多機能でなかなか使い勝手は良いです。
関連記事:デジタルマルチテスター MS8229 電池液漏れ修理

まとめ

レンズを付けなければ直進性が非常に高いですが、中央の影が出るのでレンズを付けて拡散させました。輝度が分散されて良い感じです。基本は足元とか陰になったところを見るのが主目的だったので拡散させると見やすいですね。その代わり遠くを照らすのには向きません。

基板付きLEDとレンズで300円でしたので安く高性能になりました。LEDも5Wあるので、定電流回路をいじると3倍くらいは明るくなりますが、電池が持たなくなるので今回はこのままとします。

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