AIRTIGHT AL-05 をまねして ONKYO OM-OF101の箱を作る 視聴 その1

塗装の仕上げがまだですが、 完全乾燥まで10日ほど放置なので音出しをしちゃおうと思います。今回はバスレフポートを内部の板の交換で可変できますので、いろいろ遊べます。
当初の設計でバスレフポート長 155mmがベストだと思ってますが、まずは短いのから試します。バスレフの効果を見るので最初は吸音材なしです。

最初バスレフポート長65mmで聴いたら、お話にならないくらいひどい音で落ち込みましたが、速攻で155mmに変えて視聴!
おおーこれは!このまままでも良いかと思うくらいいい音で鳴ってくれました。

見た目も木の水管が黒っぽくなり、失敗か!と思ったいた塗装もまずまず綺麗に仕上がっています。
相当塗り重ね・サンティング・研磨を行っているので、艶がすごいのもお気に入り!
乾燥したら研磨しまくって、艶っ艶にしちゃいますよ!

とてもこの写真が上のボックスになるとは思いませんでした。
残念なのは前面の木口が結構気になることです。次からは木口が前面に出ないように加工したいと思います。

箱の設計

設計はSPEDを使います。まずは155mmのバスレフポートでの特性予想 -3dBが45Hzくらい。
吸音材なしです。

ポート長65mm 100Hzあたりが持ち上がっています。

ポート長65mmでの視聴

PCでAmazon Music HDでの視聴になります。

聞いた瞬間、なんじゃこれは!という音でした。
低域が変に強調されて中域が引っ込み、全く音楽を楽しめません。速攻で155mmに交換します。

ポート長155mmでの視聴

準備

10本のキャップスクリューを外せば、簡単に取れます。
右にあるのがバスレフポート用の交換板です。

硬めですのでゴムハンマーで最後は打ち込みました・・・
取るのはバールで下からこじらないと取れません・・・

ビスを戻します。キャップスクリューなので電動ドリル・ドライバーでも舐めないので安心!
後ろ側のエッジの塗装は途中です・・・

視聴

全く同じスピーカー・箱だとは思えないくらい良くなりました。びっくりです!
低域も締まり中域も前に出てきます。
まずは超絶サウンド!芸劇オルガンをTuneBrowerでDSD11.29MHzのレートで聴いてみます。
東京芸術劇場のパイプオルガンは世界でも最大級で、それを最新の録音でデジタル化したものです。

詳細はe-Onkyoのサイトで確認してください。

さすがにフルー管の最低音は倍音しか聞こえませんが、耳に心地よく響きます。
最低音は16Hzですので再生は困難ですが、そこは11Hzから再生可能なKEF KC62でカバーすればよいのでOKです。

その後Amazon Music HDでジャズ・ソウル・クラシックなどいろいろ聞きまくりました。
フルレンジですので定位は抜群で、低音のスピード感もありバスドラやベースも気持ちいいです。

吸音材無しのため低域が少々強調されるので吸音材を入れて調整したらもっと良くなると思います。
次回は密閉のボックスにして、視聴を続けたいと思います。

吸音材代わりに使っている濾過綿・安くて扱いやすい

ジェックス
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振動対策

今回振動対策を行いましたが、雑味が減って音がクリアーになりました。
コストもかからず効果は耳で分かるくらいでます。お試しあれ!

スピーカーの防振と空気漏れ対策で、エプトシーラーとシリコンゴムOリングを使っています。

下側に3個・上側に1個Oリングを挟んでします。

フレームを触ると振動が伝わります。

Oリングで浮かせたキャップボルトは、振動がほとんど無いのを感じられます。

調べた中では一番安いシリコンOリング
最初間違えて赤を送ってきましたが、連絡したら白を新たに送ってくれました。

Amazonは数量が多く高めです。外径7mm 1.5mm厚

まとめ

まだまだ調整は必要ですが、アカシア集成材のスピーカーエンクロージャーは成功でした。
やはり重い硬い木で作るのが私の好みに合うみたいです。
制作記事は遅筆でなかなか完成しません・・・・

振動対策は雑味が減るみたいで音がクリアーになります。共振対策で試してみたのですが、効果には驚きました。浮かせるためには空気漏れ対策が必要ですが、エプトシーラーで簡単にできるのでお勧めです。

幅15mm 10mm厚

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