ミニPC BeeLonk EQ12 ProをWindows11からWindows10にダウングレードして四苦八苦した備忘録です。音楽関係のアプリ(ソフトチャンネルデバイダー EKIO・仮想ミキサー Voicemeeter Banana・)が問題なく動作しましたが、どうも音がいまいちなため、ASIO4ALL・VB-Audio Hi-Fi Cable・VB-CABLEに戻して動作をさせることにしました。
ミニPCに放熱用の剣山ヒートシンクを載せています、気持ちだけです。(笑)
その上はSVN切替器でUSBを切り替えています。下は8chマルチDAC ToppingDM7になります。
Windows10の大事な設定を忘れてました・・・
Windowsの標準設定ではバックグランドの優先順位が落ちてしまい、バックグランドで動かしているEKIOやAmazon Musicなどで時々音飛びしていました。たしか前に修正したはずと確認したら、ありました。
Windows10の場合は、「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムの詳細設定」→「設定」
で「バックグランドサービス(s)」を選定します。
これでバックグランドになっても音切れがしなくなります。
つい忘れるので、音切れしてびっくりしますね。
これである程度以上のPCであれば、音切れはしないはずです。
もしまだする場合は、CPUタスクなどをいじるしかないかもしれません。
プロセッサーのスケジュールを変えても、ほとんど気になりません。
ヘッドホンをPC側に変更
今回は、4wayにしようと考えて、ヘッドホンをPCのサウンドカード出力に変えました。
音質的には多少落ちますが、チェック用なので良しとします。
(思ったよりは、ずーっとましだったのでびっくりです)
その他のツール
Wave Spectra・Wave Gate
今回、動いてうれしかったのはWS(Wave Spectra)が見れたことです。
バーチャルケーブルではうまく動かなかったと思っていたのですが、設定を検討したら動きました。
Chant Fourplay「Wave Spectra」での画像
Wave Gateから1kHzの信号を出して、Wave Spectraで確認しているところ
-120dB以上とれていて、THD,+Nで0.00015%・0.0016%なので問題なしです。MME出力なので十分ですね。
残問題
Audacityが不安定・・・
録音はできるのですが停止するとロックしたり、何かいじると止まったりします・・
録音の音質がVB-CABLE経由の関係上、内部96kHzになるのが残念です。
比較視聴すると音質も少し落ちるようです。
こちらも解決策がないか、もう少しいじってみたいと思います。
CPU負荷比較
Windows11の時には、音楽再生時にCPUの負荷が高かったのですが、Windows10にしたら負荷が1/2程度になりました。以下はWIndows11の時
こちらはWindows10での再生
使用PC
Beelink EQ12 Pro(Core-i3 N305)
2.5G有線LANが2系統・DDR5メモリ16G・BT5.2・WiFi6・USB-CからPDでモニターに電源供給可能
Aliexpressだけの販売に・・・
N100 DDR5 重い処理やリアルタイム処理をしないのなら必要十分です。
使用部材
キングストンテクノロジー2TB SSD NV2シリーズ
Gen4にも対応したメーカー製激安SSD
少し遅めですが、PCIeが1レーンでGen3しかEQ12 proが対応していないので問題ありません。
PCIe-USB変換SSDケース
SSDをメモリとして使えるように安くて放熱性がよさそうなSSDケースも購入しました。USB3.2なので激安です。
Thunderbolt4などの高速転送には対応していませんが、少し遅いだけですので問題なしです。
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まとめ
BeeLinkのEQ12proに入っているWindows11proを、Windows10へダウングレードして、やっと常用できるレベルまで設定できました。
やはりPCを切り替えたりするのは面倒なので、一つのPCで基本的なことはやりたい!
という望みと、大幅な省電力化(1/10程度)+低発熱+小型化+静音化ができ大満足です。
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