ピータッチキューブ PT-P910BT レビュー

そろそろ部品ケースなどたくさんの物が整理できなくなり、ラベルプリンターが欲しくなりました。
最初はテプラで良いかなーと思ったのですが、効率を考えるとパソコンから印刷したい。ケーブルなどに奇麗に印字したい。パーツ入れにQRを貼ってデーターシートを参照したい
など色々欲が出てきて少々高いですが、ピータッチキューブ PT-P910BTを購入しました。

ピータッチキューブ PT-P910BT

購入検討

以下が色々検討した中で必要と思った条件になります。

QRを打つので300dpi以上欲しい
・パソコン・スマホ両用で打ちたい
パソコンから印字が可能
・ハーフカットが可能
・テープの入手性が良い(互換品含む)
・幅は24mmくらいまであればいい
・持ち運びでき電池運用可能なこと
・なるべく小さい

最初はキングジムのSR-R2500Pで良いかと思ったのですが、180dpiとスマホのみの対応なので断念
高い買い物になりそうなので比較をしてみました。

ラベルプリンター比較

今回はおおよそふるいにかけて、360dpi以上でパソコン・スマホからも印刷可能なことでピックアップしました。
結構悩みましたが、リチウム電池で長時間動き、USBCタイプでBluetoothが使用できる「PT-P910BT」にします。トリマーも欲しかったのですが残念・・・
丸に切り抜けるKL-LE900-HRもそそられたのですけど、他が・・・

ピータッチキューブ PT-P910BT  比較

R3/R5/R8でコーナーをカットできる治具

テープの種類を探す

ビックカメラさんに素晴らしいまとめがありました。
こちらなら一発で必要なテープが分かりますし、テープのレバートリーも分かります。
熱収縮チューブ対応は各社あると思ったのですが、ピータッチはありませんでした・・・(互換品ならあります)

ビックカメラWeb

購入したテープ

純正も購入しましたが、互換テープも気になったので購入。
値段が半分以下なので・・・
熱転写なので比較的問題ないであろうと思っています。

純正 白地に黒印刷のテープ

ブラザー工業(Brother Industries)
¥1,036 (2025/07/12 12:44時点 | Amazon調べ)

熱収縮テープ タイプ

Amazonでも売っていますがバカ高いので,Aliexpressで購入
5.8・8.8・11.7・17.8を購入して印刷テストしましたが、なぜか5.8mmだけ認識しませんでした・・・
他は9・12・18mmとして認識

チューブ太さ一覧

充電池

外見は昔のビデオカメラの電池に似ています。
互換電池も売っていますが、価格差が少ないので純正の方が良いかと思います。

ブラザー工業
¥9,745 (2025/07/12 12:40時点 | Amazon調べ)

動作確認

付属のUSB-C・USB-AケーブルでPCと接続し、電源を投入

ブラザーサポートウェブサイトに接続して、ドライバーやアプリをダウンロードします。

当方はWindows11なので、選んで統合インストーラーをダウンロードしてセッティングしました。

ピータッチキューブ アプリ

デバイスマネージャーで表示し、問題なくインストールできました。

注意:今回USB-C・USB-Cの120Wケーブルで繋ぐとプリンターが認識しなかったので、まずは付属のケーブルで確認したほうが良いです。

デバイスマネージャー

実際に印字

純正・互換・チューブと印字してみました。

純正テープ 24mm

個人事業主用のクリアーファイル用に試し打ちです。
連続印字しないと空白分が送られてしまうのが難点です。
印字は360Dpiなだけあって、非常に奇麗です。

カセットも差し込むだけなので簡単です。
テープの余りは溝に入れておきます。

ピータッチキューブ  テープ挿入
ピータッチキューブ テープ挿入
ピータッチキューブ 印字

裏面も縦方向に切れ目が入っているので、剥がすのも楽でした。

ピータッチキューブ 印字

互換カラーテープ 12mm

試しに家にある調味料入れにQRコードを印刷して貼り付けます。
P-touch Editor 5.4では、バーコード印字の機能もあり、その中にQRコードを入れれば印字されます。

「挿入」→「バーコード」→「規格」→「QRコード」で設定します。

Wikiを印刷します。

ピータッチキューブ アプリ

「入力」に移動して、データーをコピペするとQRが生成されます。
位置を調整すれば、そのまま印字できます。

そのまま印字すれば、QR付きになりました。左はカットします。

ピータッチキューブ 印字QR

IPAで調味料の油汚れを落として貼付け

調味料入れ貼付け
調味料入れ貼付け

塩も同じように印刷

調味料入れ貼付け

奇麗に貼れました。粘着力も強いので剥がれにくい感じです。
細かめのQRも問題なく認識しました。

熱収縮チューブに印刷

チューブは5.8mm-17.7mmまで購入しました。

ピータッチキューブ チューブテープ

Amazonでも売っていますがバカ高いので,Aliexpressで購入
5.8・8.8・11.7・17.8を購入して印刷テストしましたが、なぜか5.8mmだけ認識しませんでした・・・
ケーブルなどのサイズが乗っていますので、それに合わせて印字します。
他は9・12・18mmとして認識

チューブの太さ表

9mm「表示は8.8mm」のテープでUSB-Cの印字をしてみました。
少しピンボケですが、奇麗に印字できます。

チューブ印字

まずは100度で炙ります。少し収縮不足だったので140度にしました。

ホットガン

外径 2.5mm程度の00番ドライバーに入れてテスト

チューブ収縮

奇麗に収縮しました。 印字も乱れません。

チューブ収縮

IPAで印字が消えるかのテスト
IPAで印字は薄くなりましたが、ある程度は残っています。

IPA印字試験

まとめ

思った以上に印刷も奇麗でとっても嬉しい。
金地色に黒とかの印字をすれば、パネルの装飾や文字入れにも使えそうです。
中華のチューブも奇麗に印刷・収縮したのでむっちゃ使えると思います。

パーツデーターなどはブログにあげておかないと消えちゃうので、初期の手間は結構かかりそうです。

角を丸めるツールもあるので、購入して色々使ってみたいですね。

関連記事

パソコン周辺機器 関係記事 まとめ
パソコンの周辺機器 関連記事の、まとめになります。キーボードやマウスなど周辺ハードウェア関係です。

コメント