以前に購入したメッキ工房を真鍮のファストン端子やOFCの電線に使って、24金メッキをしました。
OFC(無酸素銅)の電線の接続部やファストン端子を24金メッキにして、錆や接触不良から守ります!
6年ほど前に購入した液が使えるかの試験を兼ねています。
仕様など
[ 安全・安心・簡単 ]
薬品:安心の専用液、毒劇物取締法適用外
電源:乾電池式だから感電の心配なし
場所:いつでもどこでも
設備:このキットだけでOK
[ アイディアで多彩な用途 ]
ホビー
趣味の彫金やワイヤーアート、オブジェやお気に入りの小物などを、オリジナルめっきで仕上げましょう。
アクセサリー
銀製品の変色防止(ロジウム)。ベルト、鞄のバックルやファッションリング、チェーンその他小物、メッキの修理・補修で輝きを蘇らせましょう。
生活関連
洋食器やテーブルウェアへの装飾めっきや、めがね、時計バンド、ブレザーの金釦、各種カギなどのメッキ剥がれの修理・補修。
プロユース
試作品や、小ロット生産品の仕上げ、メッキの一部補修など、メッキ職人さんの本格的利用にも活躍。学校教材にも。
カー用品・オーディオ
自動車キーをお好きな色へ。オーディオ端子への金めっきは音質改善に効果抜群です。
DIY
自作のDIY作品の止め金具、キーホール、飾り金具などをめっきで美しく。愛用の道具、工具もワンポイントメッキで、より愛着あるものに。
[ めっきの種類 ]
銅・ニッケル(銀色)・24K金(標準フラッシュ)・24K金(厚付け)・すず(光沢)・すず(半光沢)・亜鉛・黒ニッケル・白金(プラチナ)・ロジウム・銀(スペシャル筆が必要)
[ めっきの出来る物と、出来ない物 ]
・金属以外の物にメッキすることは出来ません。(プラスチック、ガラス、陶磁器、木、紙、布など)
・アルミ、チタン、亜鉛、亜鉛メッキを施した製品などにはめっき出来ません。
・鉛、はんだ、ホワイトメタル、アンチ製品にメッキするのは困難な場合があります。
・(鉛、はんだ上には別売のすずめっき液でめっきした後に他のめっきを施すことが出来る場合があります)
・ステンレス、あるいはニッケルめっき上にクロムめっきを施している製品には、別売のステンレス前処理液が必要です。
・(クロムめっきの場合、クロム層を剥がすことになります。ステンレスは材質によって、ムラが生じる場合が有ります)
・銅および、銅合金(真鍮、洋白など)へのめっきは比較的簡単です。
・鉄にはさまざまな材質が有り、まれにめっきののりにくいものも有ります。
※材質が不明な場合は、製品の裏側などの見えない部分でめっきののり具合を確かめてから、行うことをお勧めします。
めっき工房 Q&A
使い方
添付の説明書です。
1.メッキする金属をよく磨く。光輝くくらいに行う。メッキの層は薄いので下地の磨きが重要
2.筆先をセット
「追加」一度IPAで洗浄・脱脂して、磨き残しなどを落とす
3.脱脂液を筆先のフェルトに付ける
4.筆先で全体をこすって脱脂
5.水洗い
6.筆先を金メッキ用に変えて、金メッキ液を筆先のフェルトに付ける
7.水洗い・乾燥
メッキ工房のキモ・メッキを付ける工具
大きな電流が流れそうなので、Panasonic エボルタ 006P 9V電池を使用
今回はスピーカーケーブルを金メッキします。カナレ 4S6Gの芯線をワイヤーストリッパーでむいたとところ
反対側の電線に赤クリップをはさんで、軽くこすりながらメッキします。
下側にはメッキ液が付くので、ガラスのカッティングマットで机を保護しています。
左がむいたままのカナレ4S6G(OFC電線)・右が金メッキを施したもの
赤クリップのところでメッキ中の電流を測定しました。0.4A~0.5A流れるようです。
これでは006Pだとすぐ空になります・・・
次回はUSB-PDデコイで今度試してみます。電圧を上げたらどうなるんでしょうか?
真鍮製のファストン端子にも金メッキします。
元が金色なので、わかりにくい・・・
メッキしたものと、真鍮のままの物を比較しました。
上側がメッキした端子です。ピンクゴールドっぽい色になりました。写真だとわかりにくいです・・・
メッキしたい物をクリップではさんでフェルトにメッキ液をつけて、ごしごしこするだけでメッキ完了!とっても簡単!
メッキキット・補充液など
キットは安いのですが、補充液が高いのが難点です・・・
徳用キットなら通常18mlのメッキ液が50mlになるので、お得だと思います。
金メッキを厚く(5倍)したい場合は、厚付けキットをお勧めします。補充液セットを追加購入すれば、他のメッキも可能です。
通常キット
めっき工房 厚付けキット
お願い
このブログの購入リンクは、アフィリエイトリンクになっているリンクがあります。
購入して自分で試したもので構成されておりますので、記事が気に入っていただけたらリンクを押して購入していただけると、とても嬉しいです。
売り上げはブログの充実に当てていますので宜しくお願いします。
まとめ記事
メッキ・ハンダ 関連記事 まとめ
コメント