20年物コルク床 再塗装 その10 完成

色々、紆余曲折がありましたが何とか完成です。塗装色の違いはある程度修正できましたが、もう面倒なのでこのまま乾燥させて、机とかの什器をいれて次の部屋に移りたいと思います。次回は反省を踏まえて行うのでその5くらいまでで完成すると思います。

20年物コルク床 再塗装 その10 完成

サンディング

手で触るとざらつきが感じられるところを軽く240番でサンディングします。
その後、掃除機で塗装粉を吸い取ります。
使用したのは新しく購入した40VMax機のCL002Gを使いました。

ヘッドが小さいのでこのような場所を掃除するのは面倒ですが、吸引力も素晴らしく塗装粉もほとんど残らないので良い感じです。
吸塵機のVC840に比べれば仕事率は1/2程度(VC840 220W・CL002G 125W)なのですが、CL002Gのほうがきれいになりました。

掃除はじめ

コルク床 サンディング後

掃除終わり

塗装粉を掃除

塗装

4度目の塗装でもありコルクに浸透しなくなっていると思われるので、オスモフロアーエキスプレスは100ccにします。

タルクパウダーは大さじ1杯・刷毛洗浄液も同量くらい入れてよく混ぜます。
あまり粘度が上がらないので、同量でOKでした。

タルクパウダー

そこにフロアーエキスプレスを入れて良く混ぜたら塗装開始

塗装方法はタンポから塗料が落ちない程度まで絞って、塗り広げていきます。
30cm角タイル2枚ほどで塗料がなくなるので、塗ったところを再度タンポで良く刷り込む感じで塗装しました。

つや消しオスモカラー

4回塗り完了

色ムラは多少良くなりましたが差はまだあるので、2日ほど扇風機で乾燥させマスキングをして色の薄いタイルを塗っていきます。

艶は良い感じのつや消しになって落ち着いた感じになりました。
色の差を気にしなければこれで完成でも良いくらいです。

20年物コルク床 再塗装 その10 完成

塗装前・塗装後

相当汚れていたコルクタイルも奇麗になりある程度満足です。
サンディング後の色の違いは、塗装したら近づくと思っていたのが失敗でした。
次回は、色の薄いところに十分含侵させてから塗装すれば、色の差は少なくなると思います。

初期の状態

右の色の薄いところはIPAで30分くらい磨いた物
左は無塗装の新品のコルクタイル

塗装前

塗装完成後

タイルの元の色が異なったのを塗ったので色の差ができてしまいました。
これ以上は面倒なので完成とします。

2日くらいで表面は乾燥しますが、臭いは1週間くらい取れません・・・
オスモのHPを見たら完全硬化は2週間・・・らしいです。

塗装後

上は光の加減でムラが強調されていますが、反対側はこんな感じです。

塗装後

まとめ

紆余曲折しましたが、とりあえず完成です。DIYでやったにしてはまずまずです。
次回はプロ並みになると勝手に思っています。

反省点は以下になります。コルクタイルの塗装は思った以上に難しかった・・・

・下地のサンディングで色の違いが出ないようにする
・下地は180番まで磨く
・隙間が空いていても目地にはエポキシパテは使わない(パテは検討中)
・色が濃すぎるタイルは剥がして交換
・色の薄いタイルにマスキングをして、大目に塗料を塗り含侵を強化して色を濃くする
・タンポで擦りながら薄く塗る
・2度塗り後,240番で軽くサンディング
・3度塗り

オイル系の塗料は表面強度が不足すると思って避けていましたが、オスモカラーは付着性・表面硬度ともに高く、普通に木材に使っても乾燥したらべたついたりしないので、使い勝手は良いです。
又、今回6畳強を塗ったのですが、浸透しない場合は100ccで余っちゃうくらい薄く延ばせます。
しかし!臭いが強烈です。油の酸化した臭いがして1週間くらい続きます。

イメージ的には以下の感じです。
1日目はむっちゃ臭い・2日目少し良くなったがこもるのは無理・3日目臭いは薄くなりかけてきたが他の部屋から移ると臭い・・・・5日目まだ臭う・・7日目ほぼ臭わなくなった。

やはり硬化しないで什器を入れると、ひどく凹む気がしますので今週末から家具関係は移動する予定です。
荷物がむっちゃあるので断捨離を嫁に要求されていますが、無理!!

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今回の準備物

つや消しにするのと、自作タンポでこすりつける方がきれいに塗装ができることが分かったので、下記を用意しました。

つや消し用パウダー

作り方

作るというほどでもありません。
ワイプオールを2重折りして、ロカ綿を中に入れてねじっただけです。
これなら使い捨てでも惜しくありません。

タンポのつくり方

つや消し用パウダーは、タルクのパウダーを選定しました。このパウダーを10-20%混入して塗ればつや消しになります。混入度合いを強めると強いつや消しとなります。

今回は他の用途でも使うので、純度が高そうな商品添加物として認可されているタルクパウダーを使います。

タルクとオスモカラー刷毛洗浄液
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直接混ぜると粘度が上がりすぎるので刷毛洗い液で溶かしてから、混ぜるようにします。目分量ですが10%程度入れる感じになります。

オスモカラー刷毛洗浄液

オスモカラーの刷毛洗浄液は製品安全シートから見ると、脂肪族炭化水素が50%-100%という表記で種類の特定ができず、高いですけど1L購入しました。

臭いを嗅いでみると灯油とガソリンを混合したような臭いです。
刷毛洗いはミネラルスピリットで問題ないかと思われます。18Lで1万円もしません。

オスモ (osmo)
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オスモカラー フロアークリアーエクスプレス #3332 2〜3分つや有

2部屋分を塗るので、大目に2.5Lと0.75Lの2缶を用意しました。
2.5Lだけで良かったかもしれません。思ったより吸い込みが多くありませんでした。

塗料皿

適当なタッパを使いました。
タンポが十分に入る大きさであれば問題ないです。

自作タンポ

タンポは家になったもので作りました。
繊維が出にくい柔らかい紙or布と綿があればOKです。
私は家にある物で作りました。

GEXのロカ綿

ジェックス
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クレシアのワイプオール
キムワイプの厚手の大きめの物だと思えばいいです。
電子機器の外装などの清掃に使っていました。

タンポのつくり方
タンポのつくり方

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