低温融解ハンダ 制作後のリワーク

前のブログで低温融解ハンダを作り、リワークを行ってみました。
遅くなったのは単にさぼっていたからです・・・

下側の加熱器は、東芝の保温トレイ改(東芝HW-91)です。
固まっている低温融解ハンダをニッパーで削り取ってPCBに乗せてみます。
硬くて最初のかけらはどっかに吹き飛んで行ってしまいました・・・
PCBを仮固定しているのは、カプトンテープもどきです。アマゾンでとってもお安かったので4本セットで購入しました。とりあえず粘着力も250度近くまで頑張ります。
以前のレビューはこちら

PCBの表面温度は100度くらいなのですぐに溶けました。1005のチップコンデンサーの上で溶けています。
しかし1分たってピンセットで触っても動く気配がありません。やはり一度温度を上げて両方とも溶かす作業が必要です。

320度に温度設定してあるリワークステーションのハンダごてを使ってみます。

ピンセットは新たに買ったホーザンのPP-112です。
1005くらいのチップ部品だと304ステンレスのピンセットでも弱い磁場がでるらしく、くっついちゃって離れにくいので完全非磁性体という書きっぷりを信じて購入です。

Aliexpressでもチタンピンセットを購入しています。こちらは配達待ちです。

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10秒ほど加熱したら、ピンセットで簡単に剥がれました。
1005のチップコンデンサーは小さすぎて低温融解ハンダの中で行方不明になってしまいましたが、探しまくって救出。
測定器でチップコンデンサーを確認しましたが、特に問題ありませんでした。

アマゾンで購入したお安い測定器ですが、ESRやVrossなども測定できるので重宝しています。バナナプラグが入るよう陸軍端子を付けています。

新しい商品に切り替わっています。こちらはカラーなので見やすいです。

低温融解ハンダは結構使えるのが判明しました。
本体のハンダが溶けて混ざるまではある程度の温度をかけないといけませんが、その後はホットプレート上では溶けたままですので、部品に対してのダメージが少ないと考えています。

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