SMSL M300MarkII 修理中

Amazonで購入したM300MarkIIが、急にDAC Err!を出力して、音が出なくなりました。
Amazon経緯で連絡を取ったら中国に送り返せとのことでした。しかし、時間がかかりすぎるので、治せるのでサポートしてほしいと頼んだら、応答がありサポートしてもらいました。

故障個所は特定できたので、部品をメーカーから送付してもらい交換の予定です。
思った以上に真摯に対応していただきました。

初期経緯

ある日、朝PCを起動して音楽を聴こうと思ったら、音が出ない・・・
よく見るとDACに ERR!がでていました・・・

いろいろ試したがダメなので、Amazonに連絡してサポートを依頼

サポートはすぐ連絡が来ました。

サポートとのやり取り

多分やり取りしていると1か月以上はかかるので、こちらで治すことにしました。
表示が出ていたので電源は問題ないと思ったいたのですが、DACなどに送っている系と分かれてました。そのため、電源だとは思わなかったのが失敗です。

基板を見ると、内部で3.3V±12Vを作っています。テストポイントまであるのは良い感じです。

MT3401Aの仕様をよく見ていなかったのですが、PchMOSFETですので、出力に電圧が出ていませんでした。こちらも壊れているようです。

しばらくエンジニアからの返事がなく心配でしたが、FETとツェナーダイオードを送ってくれることになりました。

仕様など

なかなか返事がないので、秋月でMOSFETは購入・ツェナーは1Wだと心もとないので5Wに交換しようと選定中でした。

pchmosFET MT3401A
こちらは日本だと手に入りにくいので、代品を選定して秋月で手配中です。

ツェナーダイオード
サポートのエンジニアからの回答は5.6Vのツェナーでしたが、表記から確認したら6.3Vの1.25Wツェナーでした。チップタイプは高いので、秋月からリードタープを手配しました。

まとめ

思ったよりも真摯に対応していただき、感謝しています。
基板の回路を確認しましたが、ヒューズ等はなく過電圧などは、この2個の半導体でブロックする設計です。ツェナーを5Wにすると後段に影響しそうな感じですので、1Wにとどめておくようにします。

今回復活したら保証は厳しくなるので、内部をいろいろいじってみようかと思っています。

今は昔使っていたFX-Audio_のD302J+を使っていますが、音が今一なのでこちらも手を入れちゃおうかなと考えています。先人がやっている積層コンデンサーにかえるとか、出力フィルターのコイルを自作空芯コイルに変えちゃうとか、コンデンサも変えちゃうとか妄想は膨らんで、秋月電子で購入しちゃいました。

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