FBの友人がAliExpressでノイズフィルターを見つけて測定したら、高性能とのことなので購入してみました。
友人曰く「コモンインダクタンス10mHもあり、エッジワイズ構造だから線間容量も3pFしか無く、しかも(コアの特性上1MHzでインダクタンス分は無くなっているけれど)コア損失成分が数10MHzまで抵抗として働く鉄損の大きなコア使用」で3段！とのことです。
仕様・回路など
１段のディファレンシャルモードフィルターと３段のコモンモードフィルターで構成されています。
外装はアルマイト仕上げのアルミで作りは良いです。無理に開けたら、端が少し曲がってしまいました・・・・
GNDにYコンが入っているので、漏れ電流は少なめのようです。
周波数特性
AliExpressの製品コメント欄に手動でプロットした特性表がありました。
30kHzで多少盛り上がってはいますが、100kHzで-8dB以上あるのは優秀だと思います。
友人が測定したコイル単体特性
コモンインダクタンスが10mHもあり、エッジワイズ構造のため線間容量も3pFで、しかも(コアの特性上1MHzでインダクタンス分は無くなるけれど)コア損失成分が数10MHzまで抵抗として働く鉄損の大きなコア
安全面の確認
AC100Vを扱うため、安全面を確認しました。ボスが3mmしかなく不安でしたが、よく見ると絶縁シートが貼ってありました。沿面距離が少し不安ですが、絶縁されているのでOKとします。
蓋とコイル間は少し近いです。2mm以下しかありません。絶縁されているので大きな問題はありませんが、もう少し離れていたらより良いと思います。
取り付け確認
端子台が少し小さめで、M3のビスでした。
家にあるM3の端子（R2-3）を入れたら、少し斜めになってしまいました・・・・
端子台の幅が6mmのようです。
端子を無理に入れるのは、気に入らないので新たにR2-3Sを購入しました。
端子がどんどん増えていきます・・・
トラスコ品番だと頭にTが付くようです。ニチフと記載がありますので、R2-3Sと同じものです。トラスコの方が少し安そうです。
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まとめ
記事が長くなると読み込みに時間がかかってGoogle先生から怒られるので、その2で取付やレビューをしていきたいと思います。
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