PD充電器 Anker Nano II 45w 購入・レビュー 2022/2追記 電源コントローラーアップデートで問題なし

 Klearlook A565AC(65WPD充電器)を便利に使っていたのですが、レッツノートLV7の充電時に低速充電と出るのが気に入らず、もんもんとしていました。Ankerで新しくNono2というシリーズが出て小型化されたので物欲Maxで購入しちゃいました。ただ30wは電源プラグが折りたためないのでPassし45wにしました。
(65wにしなかったのはPCに充電できないという書き込みが散見されたので・・・)

最近は配送中などの抜き取り被害が出ているので、開封前に重さを測っておいたほうが良いとの記事を見ましたので測っておきます。まー携帯アクセサリー表記だと抜くやつもいないと思いますが・・・

279gでした。

開封の儀

まずは開封 結構大き目の箱に入っています。

お!厚紙製なのに磁石で開閉できるようになっています。凝ってます。

開けると34%の小型化を実現と大きく記載しています。
今までのAnkerの充電器が大きすぎたのもありますね・・・

小型ですが、ずんぐりなのでカバンには少々入れにくいかな。
出力はUSB-C1個に割り切ってます。
私的には2口あったら最高だったのですが!
ま45Wなら1口ですかね。

横から、ほぼ正方形な感じです。電源が折りたたみになったのはうれしいですね。
あれは結構邪魔ですので・・

裏面の表記 PSEはTUVで取得しているようです。2重絶縁マークもしっかりあります。
PD出力は、5V・9V・15V(3A)・20V(2.25A)45WMaxで対応電圧は少な目
PPSは、3.3Vー16V(3A)・3.3V-21V(2.25A)45WMaxでこちらはOKですね。

PPS(Programmable Power Supply)

USB PD 3.0のオプションとして用意される高速充電規格
それぞれプログラム可能な電圧電流範囲のリストをやりとりしながら充電するという方法です。
100mV・50mA刻みで電圧・電流を状況に応じて変えて流すことで電圧と電流を変化させ、スマートフォン側で充電器から供給される電力を最適なものになるようにコントロールします。
熱などを最小限に抑え、高速に充電することができます。

家にある65W PDとの比較

45w 35 x 38 x 41 mmで 65w 36 x 42 x 42 mm なので、家にある65WのPD3.0の充電器と比較してみます。

この大きさならありですね。幅もほぼ一緒

こちらは、昔購入したPD充電器の裏の表記
PPSが5Vーなのがちょっとですね。小型で今まで活躍してくれました。

レッツノート CF-SV7を充電してみる

同じバッテリーの残容量にするため、CPUに負荷をかけて早く放電させます。
PC側で20%でダウンする設定にして、放置すれば同じ条件で試験が可能です。

準備

CPUに負荷をかける マイクロソフト 謹製ツール

CPUに負荷を掛ける場合は、開発者・管理者向けのトラブルシューティングツール「Windows Sysinternals」で提供されている「CPUSTRES」を利用します。

Anker Nano II 45w での充電試験

前に購入したUSBテスターを使って、充電状態を測定してみます。テスターなどで直流電流を見るのはとっても面倒なので、おなじみのUSBテスターを使います。

使用機器

測定用USBテスター :DC24 多機能なUSBテスターです。
使用測定ケーブル : Thunderbolt 3 ケーブル×2 家にある中で高級なケーブルを使用しました。

しばらくすると充電電流が0.5A前後に下がってしまい、充電ランプが黄色点滅表示になります。
この状態でも高パフォーマンス(中間レベル)では少しづつ充電はされているようですが、なぜか不明です。

2022/2/23追記

調べてみると電源コントローラーのアップデート(CF-SV7、LV7シリーズ 電源コントローラーアップデートプログラム(V1.00L19))で改善しそうです。別の記事にしましたので参考にしてください。

レッツノート PD資料

 レッツノートを入れた男たちより PCWach参照

ノートPCでのPD充電については資料が乏しい中、レッツノートの記事を見つけましたので引用します。

  • コントローラのベンダーをTIにしたのはThunderbolt 3との兼ね合い
  • レッツノートはDC-DC変換回路をはさんでいるので、PDチャージャーが申告する範囲内で最大の電力をひく
  • USB BC1.2をサポートし、5V/1.5Aでの給電を受けることができる
  • レッツノートSVは、一般的なモバイルバッテリでも電力を供給できる

電源OFF時

  • 接続デバイスPDO 15W以上:満充電可能
  • 接続デバイスPDO 15W未満~7.5W以上: 充電可能 ただし満充電手前で充電停止(LED橙点滅)
  • 接続デバイスPDO 7.5W未満: 充電禁止(2.5Wアダプタなど、LED消灯)

電源ON時

  • 接続デバイスPDO 27W以上: 満充電可能
  • 接続デバイスPDO 27W未満: 充電禁止(LED消灯)

Anker Nano IIシリーズ

30w 31 x 30 x 38 mm

45w 35 x 38 x 41 mm

65w 36 x 42 x 42 mm 

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まとめ

なぜかレッツノート側の電流制限で途中で大きく落ち込んでしまうようです。
電流的には45Wでも問題ないと思ったのに残念な結果になりました。65Wならもう少しよさそうですが購入してダメだとPD充電器が5個になっちゃいます・・・

PD側が悪い感じではないので、レッツノートの電源系の制御のアップデートを待ちたいと思います。

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