施工要領書になります。施工前によく読んでください。
変更履歴
| 変更日時 | バージョン | 変更内容 |
|---|---|---|
| 2025/10/21 | Ver.0.1 | 初期バージョン |
| 2025/11/3 | Ver0.2 | 回転台金具をハウジングに取付に伴う変更 |
| 2025/12/22 | Ver1.0 | 初期バージョン |
| 2026/1/26 | Ver1.1 | DCケーブル変更 |
| 2026/5/5 | Ver1.2 | DCケーブルのまとめ方を追記 直射日光下での設置について追記 |
| 2026/6/12 | Ver1.3 | 暫定版 旧ACアダプター図面 落下防止ワイヤー 留めを追加(屋外用結束バンド) |
カラス撃退レーザー 施工要領書(Ver1.2)パワーポイント版
カラス撃退レーザー 施工要領書(Ver1.2)
この施工要領書は、カラス撃退レーザー(以降本製品と呼ぶ)向けに作られたもので、他の機器には適用できませんのでご注意ください。
設置における注意事項
設置時に守っていただくことが必要な事項を記載しています。
以下の事項を守って頂けないと、落下による損傷や目に恒久的な損傷を起こす可能性があります。
順守事項
地上高2.4m(ユニット上部位置)以下には設置しない
・第三者がぶら下がる恐れがあり、落下の危険性があるため地上高2.4m以下には、なるべく設置しないようにしてください。
重量に耐えられる設置場所
・機器の重量が4kgあり重量に耐えられる壁面等に設置してください。
強度不足のため取り付けてはいけない場所
石膏ボード(プラスターボード等)や薄い合板などはアンカーなどが効きにくく、落下の可能性がありますので、取り付けてはいけません。
落下防止ワイヤー取り付け
落下防止ワイヤーは災害発生時などに機器の落下を防ぐ最後の砦となります。
・ワイヤーを壁面に取り付ける場合、壁面取付金具と別でボルトなどで強固に取り付けてください。
・回転範囲に合わせ前面にゆとり(50mm程度)を持たせてください。
レーザー光での目の保護
・本製品は電源を投入すると、自動的に稼働しレーザーを発射します。
電源投入タイミングには十分注意してください。
防護眼鏡などの装備がないと目が恒久的に損傷する危険があります。
以下のオーバーグラスがお勧めになります。
520nmの可視光を99%以上カットできるものを使用してください。
雨が直接当たる場所には設置しない
雨が直接当たる場所には設置しないでください。
直射日光が当たる場所には設置しない
レーザー出力されるガラス部分に直射日光が当たるような設置では、レーザー停止センサーが働き動作しません。
直射日光にさらされると機器内の温度が上昇し、温度センサーにより停止します。
又、温度上昇により機器の寿命が大幅に低下します。
インパクトドライバーは使わない
・ステンレスやアルミニウムを使用していますので、ボルトの締め付けにインパクトドライバーで強く締めると破壊したり焼き付く可能性がありますので使用は控えてください。
物品の確認
以下の物品が梱包されているのを確認します。
アンカーボルトや壁面取付用のアンカーボルト・ACコンセントなどは付属していませんので別途用意してください。
| 品名 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体 | 1 | カラス撃退レーザー機器本体 |
| 回転台 | 1 | 本体を回転させる機器 |
| 壁面取付金具 | 1 | 壁面などに本体を取り付ける腕木金具 |
| 防滴ACアダプター | 1 | 12V/4A IP67・入出力のコネクターは防滴外 |
| 以下は同一の袋の中に収めてあります。 | ||
| DCケーブル | 1 | ACアダプターを本体に接続するケーブル |
| 座金付きM6-12ボルト | 4 | 本体と回転台金具を取り付けるボルト |
| 落下防止ワイヤー | 1 | 1.5mm SUS304 1.4m |
| 屋外用結束バンド | 1 | 落下防止ワイヤー留め用 |
| リーズロック | 1 | 落下防止ワイヤー同士をつなぐ金具 |
| ワイヤー固定金具 | 1 | ワイヤーを壁面に留める金具 |
| M6-フランジナット | 1 | 回転台と金具を留める滑り止めナット |
| M6-ロックナット | 2 | フランジナットの回り止め・1個予備(再利用不可) |
| 取扱説明書 | 1 | 取り扱いについての説明書 |
| 施工要領書 | 1 | 工事についての説明書 この資料になります |
施工・設置方法
本製品は壁面取付金具により壁面に取り付けることを前提としていますが、壁面への取付部材は本製品には含まれていませんので、別途用意をお願いします。
例:アンカーボルト・ボルトナット・柱はさみ込みの場合は別途Cチャンネルなどもご用意ください。
壁面取付金具の寸法


施工必要工具・材料
必要工具
・M6ボルト取付用ボックス(10mm)
・10mmスパナ
・プラスドライバー
他に壁面にドリルで穴を開ける工具・Cチャンネル加工工具などが必要となります。
必要材料
・AC100V給電用コンセント(防水タイプが望ましい)
・壁面取付用のビス・アンカー等(M6を推奨)
・M3ビス等(ACアダプター壁面取付用)
・結束バンド(ACアダプターケーブルの結束用)
・ビニールテープ(防水処理仕上げ用)
設置方法概要
配線を接続して動作設定・確認が終わったら機器の設置を行います。
以下が手順の概要になります。
ACコンセントの設置
回転角度の調整
壁面取付金具の設置
壁面取付金具金具外し・取付
回転台取付
落下防止ワイヤー取付・ボルト増し締め
回転台 壁面取付金具 連結
回転台 本体取付
壁面取付金具と合体
落下防止ワイヤー通線・ワイヤー固定
ACアダプターの取付
ケーブル接続
ケーブル・ワイヤー長 固定
動作などの確認
角度調整・ボルト増し締め
完成
ACコンセントの設置
ACコンセントを設置します。(付属していません)
半屋外など湿度がある場所等で使用する場合は、屋外用コンセントをお勧めします。
ACアダプターの電源ケーブルは2mのため、届く範囲で設置します。
※注意:ACコンセントの設置は電気工事士免許が必要な工事になります。
回転角度の調整
回転台は角度調整ネジ①と②の間でスナップスイッチがある側の分だけ回転します。
初期設定(約180度)以外に変更したい場合は以下の要領で作業を行います。
注意:ケーブルに負荷がかかり痛める場合があるので、180度以下の回転角で運用をお勧めします。
・角度調整ネジ①と②を少し緩め、移動させて再び締めることで回転台の回転角度が調整可能。
・回転範囲変更する場合は、天板取り外しネジを外し、角度調整ネジ①と②を別の溝に取りつけて調整

壁面取付金具の設置
カラス撃退レーザーの総重量は4kg以上ありますので、20kg以上の荷重がかかっても問題ない場所に設置してください。
取付が可能な壁面は、コンクリート面(別途アンカーボルトなどが必要)・30mm以上の強固な木材などです。
角柱取付の場合はCチャンネルを上下に渡し、穴あけ加工をおこない、前後で挟み込むようにしてください。
設置位置は出来るだけ高いところ、地上高2.4m以上に取り付けてください。(ぶら下がり・覗き込み防止)
壁面取付金具金具外し・機器取付
・壁面取付金具の回転部を取り外しておきます。(M6ボルト4本を外します)
・外した上部金物は、回転台と連結します。
・壁面金具は壁面に強固に取り付けてください。


回転台などの連結
回転台と、壁面金具を連結する作業になります。
落下防止ワイヤーもこの段階で通線します。

本体 落下防止ワイヤー取付・ボルト増し締め
・落下防止ワイヤーはこすれ防止チューブが入っている部分を中央にして、アイボルトに通し前部に垂らしておきます。
・ズレが出ないように、屋外用結束バンドで固定します。
・2本の6角ボルトが緩んでいないか確認し、増し締めをします。

回転台 壁面取付金具 連結
・回転台の底部から出ているボルトにフランジナット・ロックナットの順に取付け(本締め)
(ロックナットは緩めた後の再利用は禁止です)
・回転台の回転角度の調整を事前に行っておいてください。(回転角度の調整参照)

注意:回転台の回転範囲の設定は事前に行ってください。
回転台 本体へ取付
・回転台を座金付きM6ボルト2本で本体に取り付けます。


本体に回転台・壁面取付金具調整部分が取り付いたところ
注意:参考図はレーザー照射が下向きの取り付け方です。
上向きに取り付ける場合は、本体取付済み金具を逆方向に取り付け直してください。
壁面取付金具と合体
壁面に取り付けた壁面取付金具に本体などを取り付けます。
・角度調整用のM6ボルト(取り外したもの)4本で取り付け
・回転台・壁面取付金具のボルトは動かない程度に仮固定

落下防止ワイヤー通線・ワイヤー固定
・落下防止ワイヤーは、回転台前面から壁面取付金具の穴を通し、取付金具の腕木下部から上部に通します。
・ワイヤー固定金具を壁面に取り付け、下図の穴にワイヤーを通します。
・落下防止ワイヤーの止め金具をリーズロックで固定します。
・全面のワイヤー回転台前部より50mm-60mm程度のゆとりがあるようにしてください。
落下防止ワイヤーは万一の落下時に全体の重さを支えるため、引っ張られない程度の余長にリーズロックで調整してください。



ACアダプターの取付
ACアダプターのケーブルはAC側(100V)の長さが2m・DC側(機器側)が1mとなっています。
・強固な壁などにM3のビス(付属しません)などで取付けます。
・屋外用ACコンセントを使用して接続してください。
・DCケーブルの余長は、奇麗に丸めて取付金具に結束バンドに止めてください。

ケーブル接続
防水キャップ取り外し
・本体のコネクターに取り付けてある防水キャップを取り外します。
(防水キャップは本体修理時に、残存するコネクターの防水・防塵に使用しますので保管をお願いします)


防水キャップイメージ
ケーブル接続
・コネクターは、付属のDCケーブルと回転台のコネクターと接続します。
・本体回転時にケーブルが歪まない用に、ケーブルを伸ばして接続してください。

接続イメージ
・本体コネクターの接続は凸凹部を合わせて押し込んでから、ロック部を締めこみます。
・ACアダプターと付属DCケーブルの接続は、接合部を押し込んでから、その後防水処理を行います。


コネクター接続凸凹 ケーブル接続完了
ケーブル防水処理
ACアダプターと機器間のDCコネクターは製作時に防水熱収縮チューブにより接続されています。
ケーブル・ワイヤーの固定
- ケーブル・ワイヤーは回転台の回転により引っ張られる可能性があります。
- 回転した時にケーブルなどが引っ張られないように十分な余長を取るようにしてください。
- ACアダプターのケーブルは、AC側とDC側は一緒に束ねないでください。
- ACアダプターのDC側ケーブルはコネクターに力を掛けないように、結束バンドで壁面取付金具根元の穴に留めます。結束バンドは断線を防ぐため、強く締めすぎないでください。

動作などの確認
仮設置が出来たら、動作などの確認を行います。
電源を投入して、正常なのを確認してください。
・照射予定場所に照射でき、パターンが描かれているか?
・回転時にケーブルやワイヤーにテンションがかかっていないか?
・ケーブルにねじれがないか?
・ケーブルの防水処理はできているか?
角度調整・ボルト増し締め
回転台の設置が問題ないのを確認後、各ボルトを増し締めして固定してください。
回転台下部の金具は、はなるべく回転台が平らになるように設置し、上部金具の調整で角度を決めるようにしてください。
角度を付けると回転台に斜めの力が加わるので寿命が短くなります。


機器固定ボルトの増し締め 取付金具の増し締め
完成
・完成後、電源を入れて回転角の確認・ケーブル・落下防止ワイヤーが突っ張らないかを確認してください。
これで完成です。お疲れ様でした。

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