ホワイトリカーから75度の消毒用アルコールを作る

どこを探しても消毒用のアルコールがない!ということで、ホワイトリカー35度から簡易蒸留をすることにしました。

材料

  • ホワイトリカー35度 1.8ℓ
  • 圧力鍋 (3ℓ以上)
  • 内径6mmのシリコンチューブ 5m
  • 釣り用のクーラー下に栓がある物 (穴あきバケツでも可)
  • 粘土(防水用)
  • ベジタブルグリセリン(手荒れ防止用) 2cc
  • ウイスキー等の空き瓶 600cc以上の物
2113 PPLS シリコンチューブ 6×8 (mm) 5m カット品

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あれば

  • 銅の配管(外径6mm)
  • IPA(イソプロピルアルコール)飲用できなくするため
  • 蒸留酒用アルコール度計(0-80度まで測定できる物)

 家の圧力鍋はアサヒ軽金属のゼロ活力鍋で、圧力錘のところの外径が6ミリ強でしたので、6mmのシリコンチューブを使いました。そして銅の配管は以下になります。

 普通のチューブだと耐熱温度が低く素材が溶けたりしますので、シリコンチューブがおすすめです。

作成手順

準備

まずは、シリコンチューブの中を水道水を通して洗います。
クーラーボックスを流しの上に上げて、シリコンチューブをクーラーの水抜き穴からだし、長さを調整した後、粘土をつけて水漏れがないようにふさぎます。
シリコンチューブは熱くなりますので、陶器の皿などで外壁などプラスチック部分に当たらないように保護します。
(この写真では銅パイプですがシリコンチューブを長くして、とぐろを巻いておけばOKです)

次にシリコンチューブを、圧力錘を取ってつなぎます。
その時にできるだけ垂直に近い長さを取るようにします。
蒸発時に水分とアルコール分が同時に蒸気となりますが、垂直分が長いと水分が先に冷え鍋に戻るのでアルコール濃度を上昇させることができます。
ここが銅とかで太いとすごく効率が上がりますが、まーあるもので作るので、時間がかかるのはしょうがありません。

実際に1.8Lのホワイトリカーを蒸留したら、約3時間かかりました・・・

圧力なべ+シリコンチューブ

工程

工程的には次のようになります。 
① 圧力鍋とシリコンチューブを繋げる
② シリコンチューブがプラ部分に当たらないように皿などで保護
③ 冷却用の水をクーラーに入れる
④ 圧力鍋にホワートリカーを1.8L投入し蓋をする
⑤ 強火で沸騰したらごく弱火に
⑥ 初期のしずく50㏄は捨てる(アルコール度数が低いため)
⑦ 瓶にチューブの先を入れる
⑧ 600ccとれたら瓶を交換。その後、300c取れたら蒸留完了
 (残りの300ccはアルコール度数が30度前後のため、次の蒸留に使ってください)

冷却用銅コイル
クーラーの水出口
アルコールを入れる瓶

結果

アルコール濃度計で濃度を測りながら蒸留した結果が以下となります。

 ・初期のアルコール濃度 75-80%
 ・600cc抽出時 平均75度
 その後、濃度は落ちていきますが蒸留したアルコール濃度が15%になったとき、鍋の中の濃度はほぼ0度になりました。
精製できたアルコールは75度が600cc 残り300ccは、平均30度となりました。


 この75度600ccにベジタブルグリセリン(VG)を5cc混ぜれば、消毒液の完成です。
 酒税法違反にはお酒から造っているのでならないとは思いますが、飲用できないようにIPAを5㏄混ぜれば、完全にOKだと思います。

アルコール度数計
ここの深い青色の所にアルコールを入れます
アルコール度数計2

 アルコール濃度計は左の濃い青の部分に、検体を入れて測定します。
 アルコール濃度計は、70度から80度あたりが狭いのでちょっとわかりにくいですね。
 この写真では73度くらいに見えます・・・

 注意:このアルコール度数系は蒸留酒用です。
 糖分とか不純物があるとアルコール度数が多く出てしまいます。

まとめ

ホワイトリカーから70%以上のアルコールを作ってみました。
1月ほど使ってみましたが、いい感じです。
圧力鍋と釣りなどのクーラーが家にある人なら、2000円ほどで作れちゃういます。

私は、銅管とかアルコール濃度計とかフレアー工具などを買ったので、合計1万ほどになってしまいましたが・・・

お約束ですが、この記事を見て問題が起きても一切関知しません。
自己責任ということでお願いします。

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