USB2.0 アイソレータキット USBコネクターを外す

アナログデバイスのUSB2.0(480Mbps)ネイティブ対応した、ADuM4166を使用したアイソレータキットが(完成品もあります)ストロベリー・リナックスさんから発売されいたので2個購入してみましたが、X370のUSBだと動作せず、増設ボードを追加して何とか動かしました。コネクターを2個とも付けちゃったので、外して直接ケーブルを出します。

こちらが今回購入したUSBアイソレータです。

ADUM4166 USB2.0アイソレータ・モジュールキット - サポート | ストロベリー・リナックス

USBコネクター外し

このキットの穴が大きめなのでなんとか、低温溶解ハンダで外せると踏んでいます。
今後ハンダ吸取り器を買うか迷い中。

綺麗にスピーディーに外せるようです。

2つともこの状態なので、1つはコネクターを外して、タカチYM-80に入れコモンモードチョークと一緒にしたいと思っています。

YM-80に入れた所
タカチ電機工業 タカチ 薄型ケース YM-80

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がっちり上までハンダ付けしたので、全体を加熱しないと外すのは難しいです。

まずは、初期加熱を保温プレートで行います。すでに終売になっているので、同等品はありませんが・・・・
関連記事:保温トレイ(東芝HW-91)購入 半田リワーク台に改造

これが、DIY低温融解ハンダです。安く作れてなかなか良いです。
関連記事:低温溶融ハンダ作成 3回目

フラックスを塗布後、低温融解ハンダを外したいところに乗せて、端子部分はスッポン(手動ハンダ吸取り器)でハンダを死去します。
ピンセットで揺らしてみてハンダが残っていないか確認して、左右の固定部分はハンダで温めて片側ずつ押し込みます。

外れました。途中の写真が無くてすいません・・・・

同じようにどんどん外していきます。

低温融解ハンダは脆く100℃で溶けるため、そのまま残ってしまうと障害が起きる恐れがあります。そのため、フラックスを追加してハンダ吸取り線で綺麗に吸取ります。

フラックスの跡が残るので、IPAとキムワイプで綺麗にふき取ります。

電子関係の掃除にはIPAが安くて使いやすいです。
少し量が多いですが腐らないので大丈夫。車のガラスを綺麗にするのにも最適です。
普通のお掃除にも使えます。

キムワイプはティッシュなどのように繊維が残らないので、ふき取りにはBestです。
このSサイズが基板の清掃には使いやすい。

キムワイプR 200S

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ハンダ吸取り線
残ったハンダを除去するのは3mmがちょうどいいです。

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完了

綺麗に外れました。

まとめ

スルーホールが大きめだったので、外すのは比較的楽でした。

制作イメージは、入出力USBコネクターは太目のLANケーブルを使って作ります。
(ケーブルインピーダンスがUSBだと90Ωですので、LANケーブルの100Ωだとちょっと厳しいかもしれませんので、ケーブルを購入したから実験して決定します)
コネクターを増やすのは嫌なので電源コネクターも直結にし、内部にノイズクリーナーを入れてしまいます。

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