熱伝導グリース 購入 簡易試験・レビュー

Upsiren UTG-Xという熱伝導率:14.8w/mkの、CPUなどに使う熱伝導グリースがAliexpressで安めだったので購入してみました。今まではMX-4という普通のグリースでしたので期待しています。
このグリース以上の性能の物は液体金属グリースしかないのですが、導電性などで問題が起きそうなので、これで行きたいと思っています。

Upsiren UTG-X 熱伝導率:14.8w/mk
Aliexpressでオフィシャルショップで安かったです。送料込みで500円くらいになります。

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MX-4 熱伝導率 8.5W/mK
塗りやすい定番の熱伝導グリースです。

ARCTIC MX-4 (4 g) Edition 2019 – High Performance Thermal Paste

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先般購入したミニPC(EQ12 Pro)のグリースをMX-4に変更したところだったので比較します。

Upsiren UTG-X仕様

Aliexpressのオフィシャルショップのデーターを参照しました。

重力: 3.7g/cm 3
作業温度: -250 ℃-350 ℃
熱伝導率: 14.8w/mk
導電率: 0 ps/m
耐熱性: 0.0032 kw
Shape: ペースト
色: ピンク
標準パッケージ: 1g
シリコングリース重量: 1g
シリコンが含まれているかどうか: はい

w/mkについて調べてみた 八光電機HP参照

熱伝導率について、簡単に調べてみました。
以下に計算式がありましたので、これに数値を入れて計算させます。

計算してみる

CPUの消費電力を15W・CPUの接触面積1cm2・グリースの厚み0.1mmで計算してみました。

MX-4

1.76℃の温度差になります。

UTG-X

1.01℃の温度差になります。

期待値

期待値では1℃弱という計算になりました。

CPUに塗布する

今回は、MX-4を塗っていたPCのCPUグリースを交換します。

CPUクーラーを外したところ
MX-4を塗りすぎでした・・・・

MX-4のグリースをIPAで清掃&脱脂をおこないます。

奇麗になりました。

これが今回塗布するUTG-Xです。

硬めのグリースです。色がピンクできれいです。付属のへらで伸ばしました。
今回も少し塗りすぎ・・・・

実際にCPUの温度を測る

条件を同じにしないとなかなか数値が出せないので、Amazon Musicで音楽を流して、ソフトチャンネルデバイダー+Chromeで4つ開いた状態で、30分稼働後に比較しました。
使用アプリは、Core Tempというマルチコアの温度が測れるアプリになります。

MX-4での温度、2.2W-7W程度まで変動した最大値・外気温30.5℃

UTG-Xでの温度、2.2W-7W程度まで変動した最大値・外気温29.5℃

測定結果についての考察

外気温の差が1℃ありますので、UTG-X側を+1℃すると、最小温度はほぼ1℃以内の差で、最大温度はMaxで2℃の差でした。誤差を考えてもMX-4よりも高性能だと考えられます。

今回はTDPが15Wと少ないCPUですので差が小さいですが、125Wクラスでフルパワーだと6度以上の差になりそうです。

使用PCなど

Beelink EQ12 Pro(Core-i3 N305)
2.5G有線LANが2系統・DDR5メモリ16G・BT5.2・WiFi6・USB-CからPDでモニターに電源供給可能

Aliexpressのほうが少し安いです。

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使用部材

キングストンテクノロジー2TB SSD NV2シリーズ

Gen4にも対応したメーカー製激安SSD
少し遅めですが、PCIeが1レーンでGen3しかEQ12 proが対応していないので問題ありません。

まとめ

BeeLinkのEQ12proのCPUグリースを交換してみました。
発熱量が少ないので大きな温度差は出ませんでしたが、効果はあったようです。

中国製の放熱グリースでしたが、MX-4より優れているようです。
値段も安いのでお得かと思います。長期の耐久性については不明ですが、とりあえずは実力は十分というところです。

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